2009年10月
日本語弁論大会
今日、上海教育国際交流協会と京都外国語大学が主催する「上海市大学生日本語弁論大会」が開催されました。私の大学の学生も出場しました。
この大会に向けて出場する学生を指導するのは日本人の先生の役目です。ということで、約1か月前から準備を始めました。
今回の弁論大会のテーマは「21世紀における気候変動と環境保全」何とも難しいテーマです。
まず、学生にスピーチを書いてもらいましたが、書きあがった内容を見てみるとニュースの原稿のような事実の羅列に漠然とした理想論...。よく調べてあるというのは分かるのですが、彼女のスピーチには人に伝わるメッセージがありませんでした。しかし、それから相談しながら何度か書き直しをして、なんとかまとまった原稿が完成しました。
次は、発表の練習です。発音・イントネーションのチェックを徹底的に、続いて発表の仕方(声の出し方、表情、アイコンタクト、姿勢についてなど)を特訓しました。発音等に関しては、私が録音したものを何度も聞いて繰り返し練習した成果もあり、とても流暢できれいな日本語を話せるようになりました。発表の仕方についてはかなり苦戦。もともと控えめな感じの女の子なので、工夫をして話してもそれが伝わりにくくて、どうしても暗く単調な感じになってしまうのです。それでも、彼女なりにがんばっていました。
最後に質疑応答の練習。質問を想定して、模擬練習をしました。

そして、今日いよいよ発表の日。彼女はかなり緊張している様子でしたが、時間内にきっちり練習したとおりに発表できたと思います。結果としては入賞できませんでしたが、発表としては良かったのではないでしょうか。
私がこの弁論大会を見た感想としては、スピーチの内容に大差はなく、むしろその後の質疑応答できちんと質問者の意図をくみとって正確に受け答えができるかが評価の分かれ目になったような気がします。つまり、スピーチとは言っても、本当の意味での日本語のコミュニケーション能力が必要で、日々の練習が大事なんですね。
新学期
みなさん、こんにちは。
私は、今上海の大学で日本語教師をしています。上海歴&日本語教師歴2年目、その様子をこのブログで少しずつお知らせしていければと思っています。
ここ上海では9月から新学期がスタートし、早くも2カ月目に突入しています。生徒の名前も徐々に覚え、授業にもちょうど慣れてきた頃です。
この大学の新キャンパスは設備が整っており、授業もパワーポイントを使いながら行っています。視覚的な効果を取り入れながら授業ができるので、生徒を引き付けやすくて授業がしやすいです。


↑清潔で日がさんさんと差し込む教室。そして、広々としたキャンパス。
学生は8割以上が女の子です。クラスによっては大人しい雰囲気の場合もあり、盛り上げるために教師がテンションを高く上げていかなければならないこともあります。一方、自ら笑いを引き起こしてくれるような個性的な学生が多いクラスもあり、そういうクラスではむしろ私が学生に助けられているような気がします。
新しい大学での授業はまだ始まったばかりで、これからが私自身も楽しみです!